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ブックサービスに本を注文してみた(2002.9.28〜)

実際に、「ブックサービス」に本を注文したときの一連の状況です。
オンライン書店で本を買うときのご参考にしてください。

【基礎データ】
注文した本:別記の4冊
送料:200円+消費税10円
配送先:東京都23区内
支払方法:代金引換
※2003年8月現在、2003年12月31までクレジット決済の場合、送料無料です。

2002年9月28日(土) 17:21  注文完了
注文完了の画面
ブックサービスの注文完了画面
 前回(2002年8月18日)の「bk1に本を注文してみた」に引き続いて、今度はクロネコヤマトが運営するブックサービスに本を注文してみました。注文した本は以下の4冊です。ブックサービスは代金引換で受け取っても手数料は変わらないのがいいところですから、今回の注文も代金引換での支払方法にしました。
 在庫ありの2冊と取り寄せとなる2冊。ブックサービスの場合は、個別発送とか一括発送というのは選べないので、在庫商品が最速で届くかどうかはわかりません。また、前回、bk1で取り寄せることができなかった本「この顔で悪いか!」も注文してみたので、ブックサービスの場合はどうなるのか、期待したいところです。

 ただ、注文の際にちょっと不安になることがありました。
 ひとつは、注文するための手続きの中で、[注文]というボタンが2回出てくることです。最初の[注文]ボタンは、注文手続きのページへ入るボタンで、後の[注文]ボタンは、注文を確定させるために最後にクリックするボタンなのですが、同じ名前で同じ形をしたボタンなので、まぎらわしく感じました。
注文完了直前の画面
注文完了直前の画面
 もうひとつは、注文が完了する一つ前の画面でのこと。左の画像がそれで、とてもシンプルにまとまっています。一番下の[注文]ボタンを押すと、注文が確定するわけですが、この画面には、注文商品の合計金額が表示されていないのが残念です。個々の本の値段は表示されていますが、その合わせた金額と、さらに送料や消費税を加えた支払い総額が明記されていません。もちろん、実際には本を取り寄せることができなくて、ここで表示した金額とは違ってしまうこともあるかと思いますが、それでも、一応この時点での合計金額を表示しておくことは大事なことだと考えますがいかがでしょうか。
 

■ 注文した本のリスト ■
書名著者出版社価格在庫状況発行年月
この顔で悪いか!伊東四朗集英社1,400取り寄せ1997.11
クィディッチ今昔J.K.ローリング静山社900在庫あり2001.9
幻の動物とその生息地J.K.ローリング静山社900在庫あり2001.9
河馬の夢清水義範祥伝社514取り寄せ1993.1
2002年9月28日現在の在庫状況と価格です

2002年9月28日(土) 17:21  件名:[auto-reply]のメールが届く
毎度ご利用いただきまして誠に有り難うございます。
ブックサービスです。

このメールは自動送信しております。
内容に関わらずフォーム画面から
ご注文をされたお客様に対して
このメールを自動送信しております。

ご注文をされたお客様は下記の説明をお読み下さい。

出版社より本が入ってきますのでお届けまで
通常2日から7日の予定です。

「当社でお取り扱いしていない出版社の本」又は、
「入荷の遅れる可能性がある出版社の本」を
ご注文されたお客様には、改めて担当者よりご連絡の
メールを送信します。

お申し込みの本が、出版社での在庫切れ、絶版、未刊等
お取り寄せできない場合には、通常メール又はハガキにて
お知らせしております。
品切、絶版等の連絡を差し上げた時点で注文は「終了」します。
再版の予定が出版社より連絡の入っている場合は予定日を
お知らせしております。
他にご注文の本がある場合には本と一緒に明細書を入れて
発送しておりますのでそちらをご覧下さい。

注文確認メールの一部
 注文完了直後に自動返信のメールが届きました。注文についての注意書きと、4冊の本のタイトル、出版社名、著者名、定価(税抜き)、冊数と、支払方法などが書かれています。
 このメールでもやはり合計金額は書かれていませんでした。気になる人は自分で計算するしかないようです。
 件名が“[auto-reply]”としか書いていないのがちょっと不親切な感じがします。

 このメールには書かれていないのですが、ブックサービスのサイト内から注文状況の確認ができます。注文が完了して直後の状況は4冊とも「注文中」となっています。注文中という表示は「お取り寄せ手配中です」という説明が書かれてありますので、そういうことなのでしょう。「あれ、2冊は在庫があるんじゃなかったの?」というツッコミは我慢しましょう。

2002年10月2日(水) 21:04  メール「本日発送致しました」が届く
×× ×× 様
 
毎度ご利用ありがとうございます。
ご注文の商品を本日、クロネコヤマトで発送いたしました。
 
■お届け予定
10/03(木)  時間帯希望なし
 
変更希望はこちら(お届日朝6時まで)
https://mobile.kuronekoyamato.co.jp/tcmail/tcsvr?id=XXXXXXXX
■お支払総額
\4,109
■伝票番号
XXXX-XXXX-XXXX
 
天候・道路状況等により、予定通り配達できない場合があります。
 
ブックサービス株式会社
メール「本日発送致しました」
 注文完了から丸4日と4時間後、発送メールが届きました。
 意外と早かったな、という印象があります。というのは、前回のbk1に注文したときは15日経っても取り寄せられなかった本が、今回は4日で取り寄せることができたということですから。この10日以上の差は驚異的な感じです。さすが「取り寄せはスピーディー」というのはダテではなかったということですね。
 メールによると明日には届くようです。「変更希望はこちら」と書いてあって、URLが記してありますが、パソコンからアクセスしても「システムエラーが発生しました。」というエラー表示が出てしまいました。アドレスにmobileという文字が入っているので、携帯電話からしかアクセスできないのでしょうか。特に、配達希望時間帯を変更するつもりはないので、気にしないことにしました(笑)。

 ひとつ前までの問題点だった「注文商品の合計金額」がこのメールでは書かれていました。取り寄せができなかった時の場合も考えて、今まではわざと総額を書いていなかったのでしょう。
 ブックサービスのサイト内にある「注文状況確認」を見ると、出荷日、商品代金、手数料、合計金額が表示されていました。また、それと同じページに書かれてある宅急便の伝票番号をクリックすると「クロネコヤマトの荷物お問い合わせシステム」のページが表示されて、配達状況がわかるようになっていました。

2002年10月3日(木) 13:00  注文した本が届きました
梱包状態の写真
プチプチ(?)付きの
包装紙で梱包
 注文してから約5日で4冊すべてが届きました。発送のメールがあってからは16時間で届いたことになります。
同封品の写真
一緒に同封されていたもの

 梱包は、「ポリエチレン製気泡緩衝材」とか言うらしいのですが、俗称プチプチがくっついている包装紙でくるまれていました。品名の欄には「商品 4点」とだけしか書かれていないので中身を知られたくない人は安心でしょう。

 中には注文した本の他に、御計算書、ブックサービスからのお知らせ、本の申し込み用の葉書、それからキャンペーン中(2002年10月31日まで)なので、ブックサービス特製のしおりとアンケート葉書もついていました。
 

【まとめ】 取り寄せを含め、配送はすこぶる早いが・・・
 さすがにヤマト運輸が運営しているだけに、出版社への取り寄せや、取り寄せてから届くまでが他の書店に比べてとても早いと感じました。
 初めてネットで本を買おうと思っている人には、「え、5日もかかって早いほうなの?」と思われるかもしれませんが、在庫が無くて出版社まで取りに行かなくてはならない本については、通常1週間以上はかかってしまうものですから、今回、そんな取り寄せ本が2冊入っていて5日で手元まで届いたのはかなりスピーディーだと思います。
 ただ、その一方で、ブックサービスのサイトについては、やや不十分なところが見られました。注文時に合計金額が表示されないとかもありましたし、ヘルプ(案内)がすこし物足りない感じでもあります。
 また、サイト全体の印象として、本を売るというイメージではなくて、本を届ける、ということに重点があるように思えます。だから、ブックサービスというサイトを見ていると、いま本屋にいるんだ、という雰囲気が感じられずに、まるでどこかの倉庫にいて整然と並んだ本を眺めているような気がしてなりません。
 人によってはそれが、シンプルで使いやすい、という意見もあるでしょう。各書店で個性を持って運営していくという意味でも、こういうブックサービスのシンプルさも必要なのではないでしょうか。
 とするならば、送料をもっと安くして、他のオンライン書店から抜きん出た存在にしてしまえば、いいような気もしますが、どうでしょうかねぇ。(※2003年8月現在、クレジット決済の場合は送料無料です)

【実録】 ブックサービスに本を注文してみた  作成日:2002年9月28日〜10月3日


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